[NNMi]設定のエクスポート インポート

NNMiの設定をエクスポート、インポートする方法。
設定作業前に設定内容をバックアップしたり、検証機などに設定を移し変えるときに使用できる。
このエクスポートの対象となるのは設定のみで、収集した情報(収集したSNMPトラップ、シードから検出したノードの情報およびSNMPで収集したインターフェースなどの情報、それに付随する管理モード(管理/非管理))はバックアップできないので注意。
以下のコマンドで設定をエクスポートする。
nnmconfigexport.ovpl -c all -f [出力するフォルダパス]
指定したフォルダにxmlファイルが複数出力される。
設定をインポートする場合はこちら。
nnmconfigimport -f [xmlファイルがあるフォルダパス]
インポートした際の設定は上書き。既存の設定とぶつかり矛盾が発生する場合は既存の設定を消去する。(同じインシデント名であるが、作成したタイミングが異なり内部的に持つuidが異なる場合)

[NNMi]監視対象のホスト名を変更する

NNMiにおいて、監視対象のホスト名を変更する方法。
これが厄介!NNMiに表示されるホスト名はノード検出時(検出シードに登録した直後)に決まってしまうので、ホスト名を変更したときは、
ノードの削除→検出シードの削除→検出シードに登録→(ノード作成)→ノードグループ登録
をしてあげないといけない・・・

[NNMi]特定ノードの監視間隔を短くしたい

NNMiにおいて、特定のノード(機器)だけ監視間隔を短くする方法。ICMP(Ping)監視だけにしたい、リンクアップ/ダウンイベントもインシデントに表示させたい、というときもこの方法に同じ。
1.監視間隔を短くしたいノードを登録するノードグループを作成する。
2.作成したノードグループに対して監視設定をする
[設定]>[監視の設定]画面内(バージョンによっては[モニタリングの設定]になってるかも)の[ノード]タブにおいて、[新規作成]ボタンから作成したノードグループを登録する。この[ノードの設定]画面内で[ノードグループ]に作成したノードグループを登録し、[障害のポーリング間隔]で独自の監視間隔を設定する。
リンクアップ/ダウンイベントもインシデントに表示させたいときは、[未接続インターフェースのポーリング]にチェック。
この監視設定は順序が一番若い(小さい)もののみ適用されるので、いろんな条件があるときはちょっと考えないといけないかも。
3.ノードグループへの登録
[設定]>[ノードグループ]画面で、作成したノードグループを開き、[追加ノード]タブで監視間隔を短くしたいノードを個別に登録する。
IPアドレスなどで自動的にノードグループに登録させたい場合は[追加のフィルタ]タブで条件指定をすると楽。
4.確認
どの監視用ノードグループが適用されているかの確認は、[インベントリ]>[ノード]で,設定したノードを開き、上部メニューの[アクション]>[監視の設定]から[監視のノードグループ]で確認できる。

[NNMi]サーバで受信したSNMPトラップを表示する

NNMiサーバでSNMPトラップを受信しても、全てのSNMPトラップが[すべてのインシデント]画面に表示されるわけではない。SNMPトラップがインシデントとして登録されていると[すべてのインシデント]画面に表示することが可能であるが、何が飛んでくるかわからないSNMPトラップがインシデント登録されてるかなんて調べることは困難であるので、正体がわからないSNMPトラップがNNMiサーバで受信できているかは[すべてのインシデント]画面で確認することができない。Linuxであればtcpdumpコマンドで受信しているSNMPトラップをパケットキャプチャで確認することは可能であるが、WindowsサーバであるとWireSharkでもインストールされていない限りパケットキャプチャで確認することは不可能である。
でも、NNMiでも受信したSNMPトラップを全て表示させるコマンドが用意されている。(インシデント登録されているか否かに関係なく)
以下のコマンドを実行すると、受信したSNMPトラップをリアルタイムに表示させることが可能。SNMPトラップポートでSNMPトラップv1 v2c以外のデータを受信すると例外エラーを吐くので、標準エラーはファイルにリダイレクトしておくと見やすい。

nnmtrapdump.ovpl -t 2> error.log

 
このコマンドは送信元やoidを限定したり、過去のものも表示させることが可能。忘れたので

nnmtrapdump.ovpl  -help

でオプションを調べてください。