[solaris]ネットワーク設定まとめ

忘れそうなので・・・
他のOS同様、一時的なon memoryな設定であればifconfigコマンドとrouteコマンドで設定。
ではOS起動時から有効に設定するには・・・

NICに割り振るIPアドレスの設定

# vi /etc/hostname.<ネットワークインターフェース名>
<ホスト名>

実は、このファイルに記述する内容は、ifconfigコマンドの引数全てそのもの。
ちなみにサーバで保有するネットワークインターフェース名全てを表示するには

# dladm show-dev
e1000g0    リンク: up   速度: 1000 Mbps    デュプレックス: full
e1000g1    リンク: unknown 速度: 0   Mbps    デュプレックス: unknown
e1000g2    リンク: unknown 速度: 0   Mbps    デュプレックス: unknown
e1000g3    リンク: unknown 速度: 0   Mbps    デュプレックス: unknown

ネットマスクの設定

# vi /etc/inet/netmask
192.168.1.0 255.255.255.0
<ネットワークアドレス> <ネットマスク>

デフォルトゲートウェイの設定

# vi /etc/defaultrouter
<デフォルトゲートウェイのIPアドレス>

hostsファイル

# vi /etc/hosts
192.168.1.1? hogeserver
<IPアドレス>? <ホスト名>

ネットワーク関連のファイルはできるだけ<ホスト名>で記述して、IPアドレスはhostsファイルのみに書くというのがsolarisのお作法みたい。IPアドレスが変わったらhostsファイルだけを書き換えたらよいだけだから、確かに楽だね。

[Linux]ネットワークインターフェースの通信モード(全二重/半二重/オートネゴシエーション)確認方法

Linuxでの、ネットワークインターフェース(NIC)の通信モード(全二重/半二重/オートネゴシエーション)確認方法
以下のコマンドを実行

# ethtool? <インターフェース名(eth0など)>
Settings for eth0:
Supported ports: [ TP MII ]
Supported link modes:?? 10baseT/Half 10baseT/Full
100baseT/Half 100baseT/Full
Supports auto-negotiation: Yes
Advertised link modes:? 10baseT/Half 10baseT/Full
100baseT/Half 100baseT/Full
Advertised auto-negotiation: Yes
Speed: 100Mb/s????????????? ←リンク速度
Duplex: Full ←通信モード(全二重/半二重)
Port: MII
PHYAD: 1
Transceiver: internal
Auto-negotiation: on ←オートネゴシエーションの有効
Supports Wake-on: pumbg
Wake-on: d
Current message level: 0x00000001 (1)
Link detected: yes

オートネゴシエーションを有効にしたいなら

# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-<インターフェース名>
ETHTOOL_OPTS=”autoneg on”??? ←変更または追加
# service network restart

とある事情で、オートネゴシエーションを無効にして、100Mbps半二重固定で通信させたいなら

# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-<インターフェース名>
ETHTOOL_OPTS=”speed 100 duplex half autoneg off”??? ←変更または追加
# service network restart

上記(100Mbps半二重固定)を一時的に反映させたいだけなら

# ethtool -s <インターフェース名> speed 100 duplex half autoneg off

(HP-UX)ネットワークの設定

HP-UXではネットワーク関連の設定は/etc/rc.config.d/netconfという1つのファイルで一元管理されている。シェル変数の配列を使用して、複数インターフェースを管理しているのがポイント。
ここから以下に記載する設定は全て/etc/rc.config.d/netconfの中身。

# vi /etc/rc.config.d/netconf

自身のホスト名

HOSTNAME=”ホスト名

ネットワークインターフェースの設定

INTERFACE_NAME[0]=”lan0″ #デバイス名は事前にlanscanコマンドで取得しておくこと
IP_ADDRESS[0]=”192.168.1.1″
SUBNET_MASK[0]=”255.255.255.0″
BROADCAST_ADDRESS=[0]=””
INTERFACE_STATE[0]=”” #サービス開始時にNICを有効にするか無効にするか
DHCP_ENABLE[0]=0
INTERFACE_NAME[1]=”lan1″
IP_ADDRESS[1]=”192.168.2.1″
SUBNET_MASK[1]=”255.255.255.0″
BROADCAST_ADDRESS=[1]=””
INTERFACE_STATE[1]=””
DHCP_ENABLE[1]=0

デフォルトゲートウェイ、静的経路(ルーティング)

ROUTE_DESTINATION[0]=”default”
ROUTE_MASK[0]=””
ROUTE_GATEWAY[0]=”192.168.1.250″
ROUTE_COUNT[0]=”1″ #ゲートウェイがリモートなら「1」、ローカルインタフェースなら「0」
ROUTE_ARGS[0]=””
ROUTE_DESTINATION[1]=”172.1.1.123″
ROUTE_MASK[1]=””
ROUTE_GATEWAY[1]=”192.168.3.250″
ROUTE_COUNT[1]=”1″
ROUTE_ARGS[1]=””

変更した設定を有効にするには、ネットワークサービスを再起動する

# /sbin/init.d/net stop
# /sbin/init.d/net start