Redhatに最初から入っているFTPサーバー「vsftpd」(VerySecureFTPDの略らしい)の設定方法です。
設定の基本方針は、anonymousログインをさせない、で行きます。
設定時の環境 |
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Fedora Core 2 |
vsftpd-1.2.1-5 |
vsftpd の設定ファイルは /etc/vsftpd/vsftpd.conf
これにて設定完了!RPMから入れたらこれだけです。
# vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
#anonymous_enable=YES
anonymous_enable=NO #コメントを外してNOに値を変更する(12行目)
おなじみですが、
サービスの登録は、
で終わりです。元から/etc/rc.d/init.d に起動スクリプトが用意されています。
# chkconfig --level 3 vsftpd on
# chkconfig --level 5 vsftpd on
ということで起動は、
# service vsftpd start
停止は、
# service vsftpd stop
ファイル:/etc/vsftpd.ftpusers はvsftpdの接続拒否ユーザのリストですので、接続させたくないユーザがあるなら、このファイルにユーザ名を改行区切りでリストに追加します。
また、設定ファイル:/etc/vsftpd/vsftpd.conf で userlist_deny=YES (デフォルト値)なら、ファイル:/etc/vsftpd.user_list も拒否リストになります。
設定ファイル:/etc/vsftpd/vsftpd.conf で userlist_deny=NO なら、ファイル:/etc/vsftpd.user_list にリストしたユーザだけが接続できるように制御できます。
設定を変更した後は、vsftpdの再起動を忘れずに!