きまぐれほげほげひろば

■ CDドライブなしノートPCにLinuxをインストールする方法

要するにネットワークインストールです。WindowsマシンをWebサーバーにして インストールCDの入ったドライブをドキュメントルートにし、CDドライブのないノートPCにLinuxをインストールします。

必要な材料はこちら!(料理番組みたいですね・・・)
材料個数
CDドライブなしノートPC
(実際に使った機種はIBM ThinkPad 535)
1
PCMCIAのLANカード1
ノート用フロッピーディスクドライブ1
フロッピーディスク1
LinuxのインストールCD
(実際に使ったのはVineLinux2.6r4)
1
Windows PC(勿論CDドライブはあること)1
LANケーブル(ノート−Win)1
AN HTTPD1
また前提として、ノートPCとWidowsクライアントがLANで繋がっていてWindows側でポート80番を使ってアクセス可能な環境とします。

VineLinuxのイメージファイルを落としてきます。(Vine26r4-i386.iso)
http://vinelinux.org/

ここはお使いの環境にお任せ♪ 生CD1枚が必要となります。

ここから先は、インストールCDのドライブをG:とします。

フロッピーを1枚用意します。

一枚をフロッピーディスクドライブに装填して、 G:\dosutils(インストールCDのdosutilsフォルダ)にある「rawwritewin.exe」を起動。

Image file に[G:\images\pcmcianet.img ] と入力(横の参照ボタンからでもOK!)そして「Write」ボタンを押します。

すると、フロッピーに書き込みが始まります。ガリガリガリ♪

以下のダイアログが出てきたら書き込み完了!

フロッピーを取りだしましょう。このとき、忘れないように フロッピーに「pcmcia」なり書いておきましょう。 

AN HTTPDを使います。理由は設定が簡単だから。(爆)
以下のURLからダウンロードしてきます。
http://www.st.rim.or.jp/%7Enakata/

落としてきたファイルを解凍して、とりあえず起動(httpd.exe)

タスクバーにこのアイコンが出たら起動完了。

このアイコンを右クリックして「オプション一般」をクリック。

一般タブの「ドキュメントルート」をインストールCDのドライブにする。
例:[G:\ ]

「OK」を押すと、設定した内容でANHTTPDが自動的に再起動します。

さようならWindows95ちゃん。(ノートPCには、それまでWin95が入ってました。初めてお世話になったOS)

フロッピーディスクドライブをノートPCに装着し、FDドライブに先ほどの「pcmcia.img」を書き込んだフロッピーを装填します。
(あ、事前にノートPCのBIOSの設定で、ハードディスクよりフロッピーが先にブートするようにしておくことを忘れずに!)

そしてノートPCの電源ON。
最初の画面はそのままEnterを押しましょう。

しばらくしてから、インストールメディアの位置を聞かれるので「HTTP」を選択します。

「TCP/IPの設定」という画面では、環境に応じて入力してください。

「HTTPでのセットアップ」という画面になります。
Webサイト名にはインストールCDを装填しているWindowsマシンのIPを、
VineLinuxディレクトリには[/ ]を入力します。

そして「OK」を押します。

このとき、今までの設定に問題がなければ、WindowsマシンのCDドライブが回転します。

後はお好みに合わせて自分の好きなパッケージを選択してインストールしてください。
但し、CDドライブがないのでwgetぐらいはいれておかないと、機能追加とかできないかも・・・ (この手順6を再び行えば、Widows上のCDを介して追加インストールできるみたいですけど面倒(−。−; )


頑張ってインストールしています・・・

「リブートしますか?」と聞いてきたらインストール終了です。再起動してみましょう!最初のインストール用フロッピーは抜くのを忘れずに!


起動中・・・。わーい、インストール成功!思ったより楽チンでした(^^ヾ

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