noipddnsclient (No-IP用DDSNクライアント)

No-IPで取得したドメインをダイナミックDNS(DDNS)に登録して利用するためのクライアントスクリプトです。 Linuxで動作します。 グローバルIPアドレスが固定されていない自宅サーバでの利用を想定しています。

長い説明を読まずに、早くダウンロードしたい場合はこちら

• Linuxで動作します。(Python3スクリプトです）
• 複数ドメインに対応しています。
• 定期強制更新が可能です。
• 現在のグローバルIPアドレスが前回実行と異なるときに、DNSレコードを現在のグローバルIPアドレスに更新します。このことによりサーバ上で高頻度で実行しても、DDNSサービスには負担をかけません。(グローバルIPを調べるサービスには負担を書けるのでご注意ください)

• python3以上
• requestsモジュール

このプログラムはpythonスクリプトですので、簡単にインストールできます。

以下にインストール手順を示します。

1. requestsモジュールをインストールします。
# pip install requests
2. スクリプトを任意の場所に配置します。
# mkdir -p /usr/local/noipddnsclient/bin # cp noipddnsclient.py /usr/local/noipddnsclient/bin/noipddnsclient.py
3. パーミッションを700に設定します(認証情報を記載するため）
# chmod 700 /usr/local/noipddnsclient/bin/noipddnsclient.py
4. noipddnsclient.pyにNo-IPの認証情報と、DDNSに登録するドメインを記載します
# vi /usr/local/noipddnsclient/bin/noipddnsclient.py
# No-IPのユーザ名、パスワード USERID="1234567890" PASSWORD="Passworddayo!" # ドメインリスト # -書式- # FQDN,FQDN,... # (カンマ区切り) # -例- # wwww.example.com # wwww.example.com,blog.example.com,wwww.xxxx.com DOMAINLIST="www.example.com,himitsu.example2.com" # 強制的にDDNSを更新する日数間隔（無効にする場合は大きい数字にしてください） DAYS_FORCE_UPDATE=1
5. crontabに登録します。
# cat <<EOF > /etc/cron.d/noipddnsclient 0,15,30,45 * * * * root /usr/local/noipddnsclient/bin/noipddnsclient.py EOF

• 上記通り、cronに登録して実行します。
• ログは/var/log/noipddnsclient.logに出力します。(何かあった時しか出力しません)
• IPアドレスの記録と前回更新日時は/var/lib/noipddnsclient.txtに保存しています。
• LOG_VERBOSE=Trueにすると冗長ログを出力します。（実行ごとの開始終了を出力します）

• 非公式かつ無償ですので自己責任でご使用ください。いかなる損害が発生しても責任は負いません。
• 必要に応じてログはログローテーションしてください。
• 利用者は日本人しか想定していません。（なので日本語で書いています）
• ソースはcoolな書き方をしていませんので参考になりません。

• 作成者：ちぢぴー(chidipy)
• E-mail：webmaster@chidipy.jpn.com

MITライセンスです。

• githubからダウンロードしてください。

何かありましたら以下のメールアドレスまで。（自宅サーバーのため届かない可能性があります。多忙のため100%返信するとは限りません（しなくてもごちゃごちゃいわないでください）） webmaster@chidipy.jpn.com

スパムメールはspampot@chidipy.jpn.comへ