他のPCをリモート(しかもGUIで!)操れるVNCのインストール方法をメモ。
ダウンロードページ
http://www.realvnc.com/download.html
ユーザ情報を記入。
WindowsとLinuxにチェックを入れてボタンを押す。
↓
Windowsフルパッケージ・インストーラ(executable)と
Linux版(gzipped tar)をクリックしてダウンロード。
・参考 VNCの日本語版Viewer(非公式)
http://homepage3.nifty.com/underdone/index.html
ルートにスイッチする
$ su -
# cd tarファイルがあるディレクトリ/vnc-3.3.7-x86_linux
以下のコマンドで /usr/local/bin にコピー
# ./vncinstall /usr/local/bin
ついでにマニュアルも /usr/local/man もコピー
# ./vncinstall /usr/local/bin /usr/local/man
Javaを使ったビュアーは重たそうなのでパス。
あとインストールした /usr/local/bin/vncserver のスクリプトを編集しないといけない可能性がある。
(redhatなら編集しなくてもいい)
・Perlの場所(Perlスクリプトなので)
とりあえずあっているか確認
# whereis perl
perl: /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
# vi /usr/local/bin/vncserver
#!/usr/bin/perl ←正解!
・Xフォントのパス
vi のコマンドモードで " Add font path and color database "を検索。見つけたら下のパスをコメントアウトして、適当なパスに変更する
これにてインストール完了!
vncserver
これはX VNC サーバー(すなわちデスクトップ)を始動させることをいっそう都合が良くする包み紙スクリプトです。それは perl で書かれます、それでスクリプトを使うために、あなたはそれを必要とします。
vncpasswd
このプログラムはあなたに使われたパスワードをあなたのX VNC デスクトップにアクセスするように変えることを許します。あなたが最初に VNC サーバーを始動させるとき、 vncserver スクリプトはこのプログラムを使います。
vncconnect
このプログラム − は聞いている VNC 視聴者と接続するべき Xvnc の走っている例(通常接続は視聴者が Xvnc に接続するすなわち丸い他の方法にされます)を告げます。
Xvnc
これはX VNC サーバーです − それはXサーバーと VNC サーバー両方です。あなたは通常 vncserver スクリプトを Xvnc を始めるために使います。
「You will require a password to access your desktops.」と聞かれるのでパスワードを入力する。
入力すると以下のメッセージが表示される。
New 'X' desktop is ホスト名:1 ←この1はディスプレイ番号。Xvncを起動停止するのに必要
Creating default startup script /home/ユーザ名/.vnc/xstartup
Starting applications specified in /home/ユーザ名/.vnc/xstartup
Log file is /home/ユーザ名/.vnc/sirius:1.log
ふむふむ、要するに設定ファイルは /home/ユーザ名/.vnc/xstartup 、ということね。
ちなみに求められたパスワードは vncpasswd コマンド で変更できます。はい。
初回以降はこちら。
Xvncを起動するには (インストール直後は起動しています。)
$ vncserver :1
Xvncを停止するには、
$ vncserver -kill :1 ←1はディスプレイ番号
$ ps a コマンドで確認できる
サーバーが確認できたらパスワード入力画面が表示されるので、先ほど入力したパスワードを入力すれば完了。
まぁ、懐かしいこの画面!twnだ。
# vi /home/ユーザ名/.vnc/xstartup
xrdb $HOME/.Xresources
LANG=ja_JP.ujis
export LANG
export XMODIFIERS="@im=kinput2"
xset +fp /usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese
xsetroot -solid grey
kinput2 -canna -cannaserver localhost &
exec gnome-session &
これで、vncserverを再起動すればgnomeと日本語が使えるようになる。
パスワードを設定して、OKを押す。するとタスクバーにVNCのアイコンが表示されていることを確認する。
次にLinuxに移り
$ vncviewer
とコマンドを打つとSERVERと書いた小さいダイアログが表示されるので、
ホスト名またはIPアドレスを入力し、次のダイアログにパスワードを入力すると
ほ〜ら、Windowsの画面が出てきます。
注意!!
この設定だと、インターネットに繋がっている場合、パスワードさえわかれば、外部からでも接続可能なので、ルーターなりファイアーウォールなりinetを介するなりしてアクセス制限をしたほうがいいです。